作成日：　2005年8月19日

更新日：　2015年1月14日

作成者：　（株）モルシス

概要：　関数名、QuaSAR記述子名などからSVLソースファイルを検索し、表示する　　

　SVLソースコードを関数名、QuaSAR記述子、runファイルなどから検索し、表示する。またオンラインヘルプからSVL関数を検索し該当のヘルプファイルの表示や、ファイル中のテキスト検索を行うことも可能です。

設定方法：　

1. MOEを終了します。

2. 適当なディレクトリーを以下の場所に作成します。（例　rsi.svl)
   $MOE/custom/lib/svl/

3. このプログラムソースを以下の場所に保存します。
   $MOE/custom/svl/rsi.svl/source_file.svl

4. MOEを再起動します。

使用方法：　

SVLコマンド入力ラインより以下のように実行します。

source_file '<function name>'
source_file '<descriptor name>'
source_file '<run file name>'
help '<function name>'

<function name>として関数の一部が指定された場合は候補を表示します。

【実行例】
>svl source_file 'SelectedAtoms'
    →$MOE/lib/svl/msys/obj.svlが開き、プロンプトが関数宣言行に移動します。

>svl source_file 'aLabel'
'aLabel' is not found. Other global SVL functions related to 'aLabel' :
'aLabelChain'
'aLabelCharge'
'aLabelElement'
'aLabelMMType'
'aLabelName'
'aLabelRes'

>svl source_file 'SlogP_VSA3'
Global Function: 'QuaSAR_calc_SLogP'
→$MOE/svl/quasar.svl/q_slogp.svlが開き、プロンプトが関数宣言行に移動します。

>svl source_file 'builder.svl'
Open run-time SVL: 'c:/ccg/moe/svl/run/builder.svl'
→$MOE/svl/run/builder.svlが開きます。

>svl help 'db_Read'
Displaying '$MOE/html/moe/fcnref/db_read.htm'
→$MOE/html/moe/fcnref/db_read.htmが開きます。

>svl filefind ['RYOKA', '$MOE/lib/svl']
Displaying 'c:/ccg/moe/custom/svl/rsi.svl/asedock.svl'
filefind ['テキスト', '検索フォルダ']　で検索を行います。
指定フォルダ中にあるフォルダに対しても検索を行います。
テキストは大文字と小文字を認識します。

【参考】
source_fileコマンドは、SVL入力ラインにおいて'sou' + tabキーで自動的に入力することができます。