MOE-カスタマイズと開発環境
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title:{概要}
MOEは、さまざまなプラットフォームで利用でき、ユーザーの用途に合わせたカスタマイズが可能なソフトウェアです。
研究者間での連携、様々な利用方法
- MOE : マルチOS(Windows, Mac, Linux)
- MOE/web : HTTP, SOAP, JAVA
- MOE/smp : パラレル計算
- 社内のデータベースとの統合
カスタマイズ / スペシャライズ
- 既存機能のカスタム
- 新しいアプリケーションの開発
- メニューやボタンバーのカスタム
- サードパーティソフトウェアとの連携
オープンアーキテクチャー
- MOEのアプリケーションはSVLで記述
- “ブラックボックスではない”: アプリケーションのソースコードを提供
- “モジュール単位ではない”: MOEはオールインワンパッケージ
- ウェブサイト「SVL Exchange」では多くのカスタムSVLをダウンロードできます。
title:{SVLによる高い拡張性}
MOE のオープン アーキテクチャと、組み込みの高水準プログラミング言語 SVL ( Scientific Vector Language)を組み合わせることで、高い柔軟性が実現します。 MOE と SVL を使用すると、新しいアイデアや方法を短時間で検討・実装することができます。 SVL で記述されたアプリケーションは、MOE が実行されるすべてのプラットフォームで利用できます。
SVLには次のような特徴があります。
1) 開発用としての言語:
シンプルな記述で、デバッグ、プログラムの理解が容易で、幅広いアプリケーションでを作成することができます。
2) 対話型および非対話型実行:
SVL はコマンド ライン インターフェイス(CLI)で対話型で実行できますが、非対話型で呼び出すこともできます。
3) ユーザーによる拡張可能:
ユーザーは、既存のアプリケーションのカスタマイズに加え、独自のアプリケーションを開発することが可能です。

title:{サードパーティーソフトウェアとの連携}
1.MOEからサードパーティーソフトウェアを利用する
Amber、Gaussian、MOPAC、CORINAなどをMOEから呼び出して利用することができます。
- MOEからサードパーティーソフトウェアにデータを入力
- サードパーティーソフトウェアで計算
- サードパーティーソフトウェアからMOEにデータを出力

2.サードパーティーソフトウェアからMOEを利用する
MOEの解析機能をKNIME, Pythonなどから呼び出して利用することができます。
- サードパーティーソフトウェアからMOE/batchにデータを入力 MOE/batchで計算
- MOE/batchからサードパーティーソフトウェアにデータを出力

title:{MOEの実行モード}
ユーザーや目的によって実行モードを選択可能
- MOE/GUI
- MOE/batch
- Windowsのターミナル、Linux・Macのターミナルから利用
- リモート操作が容易
- ライセンストークンの節約 - MOE/cluster
- クラウドコンピューティング
- SLURM、UNIVA、SGE、LSFを使ったジョブ管理 - MOE/web
MOE/webアプリケーション ブラウザー経由でMOEの計算を実行
- MOEsaic (SAR、MMP)
- Combinatorial Library
- 抗体モデリング
- スケッチャー
- 分子構造表示
- カスタムアプリケーションの作成も可能 - MOE/SOAP

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