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概要

文書モジュール

論文などの文書から顕微鏡写真・測定データまで、各種電子ファイルを統合管理することで、情報の散逸を防ぎます。登録日・登録者などのファイル属性やファイル内容の検索により、効率的に文書にアクセスできます。

文書ファイル 画像ファイル その他
Word文書・PDF
Webページ
テキストファイル

など
JPEG・GIF・PNG
BMP・TIFF

など
Excelファイル
PowerPointファイル
機器分析結果ファイル

など
各種電子ファイルの統合管理を提供
  • 文書ファイルの全文検索に対応しています。(注)
  • 画像ファイルはサムネイル表示できます。
  • 定型文書からデータを抽出し、データベースの対応するデータ項目として登録できます。
  • ファイルやWebサイトの更新を定期的に確認し、最新の文書を自動収集できます。

(注)全文検索にはWindows Searchを使用します。

測定機器ファイル管理への応用

文書モジュールは測定機器の結果ファイル等の管理に応用できます。

NMRスペクトルのサムネイル表示
(画像をクリックすると拡大します。)

  • 新しい測定結果の自動登録
    ファイルの自動収集機能を利用して、新しい測定ファイルを定期的にチェックし、最新の結果を自動的に登録できます。
  • スペクトルの描画
    測定結果のプロット情報を読み取り、スペクトルをサムネイルとして表示できます。(注)
    NMRスペクトルの場合、化学シフト軸でのプロットに対応しています。
  • 複数ファイルからなる測定結果にも対応
    1回の測定結果が数種類のファイルのセットからなる測定機器の場合、それらのファイルを1つのZIPファイルとして取り込みます。

(注)データファイルの規格に応じた開発を行います。

レポートモジュール・月報モジュール

レポートや月報などの報告書類を統合管理することで、提出と承認のプロセスを円滑化します。
承認された報告書類は蓄積され、その内容は知的資産として共有されます。

特長
  • フォームにデータを入力することで、定められた書式の報告書を作成できます。
    また、定型文書として作成した報告書からデータを抽出して登録することもできます。
  • 承認待ち一覧や未提出一覧などにより、責任者の報告書管理を支援します。
  • 報告書が作成されると責任者へのメール配信やトップページでのメッセージ表示で通知を行うことができます。
  • 登録されている報告書は、定められた書式のWordファイルで出力することができます。

E-ノートブックモジュール

合成系をはじめバイオ系・分析系など、研究内容に即したページのテンプレートにより、実験ノート作成の負担を軽減します。
さらに、研究者間でノートの内容を相互参照することで実験の重複実施を防ぎ、結果や知見の共有により研究効率を向上します。

合成系E-ノートブックの特長
  • 当量比から反応物・触媒等の必要量や生成物の収率などを自動算出できます。
  • コンビケム支援機能が利用できます。
  • 反応式や反応物・生成物の構造を検索して、目的のページに簡単にアクセスできます。

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